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旬の一皿を、最も美しく。
下鴨神社の参道に水車茶屋として生まれ、ご縁をいただき「御用包丁人」としての務めを担いながら、この地の文化とともに、約170年の時を刻み続けております。
私は料理人の父の背中を見て育ち、高校卒業後に上京し、日本料理の世界で修業を続けてまいりました。
ご縁あって2017年より、下鴨茶寮の総料理長を務めております。
京料理の本質は、素材の力を見極め、その魅力を引き出すこと。
季節の移ろいを映した旬の食材を、伝統の技で丁寧に仕立てる。
それは、ただ美味しいだけでなく、五感に語りかけ、記憶に残る一皿でありたいと願っています。
京都という町は、料理だけでなく、茶道・華道・香道など、さまざまな文化が有機的につながり、互いに響き合う場所です。
私たちの料理もまた、その一端を担うものとして、京都の美意識とともに、自然と滲み出るような“美しさ”をお届けしたいと考えています。
伝統を守るとは、決して立ち止まることではありません。
気候変動などの時代の変化に向き合いながら、和の型にとらわれず、良いものは素直に取り入れていく。
その積み重ねが、料理を進化させていくのだと思います。
けれど、どんな時代も変わらないのは、「美味しい料理をお出しする」という本質です。
これからも、下鴨茶寮という舞台で、日本料理の奥深さと魅力を、世界中の方々にお伝えしてまいります。
本山 直隆(もとやま なおたか)
下鴨茶寮 総料理長
1981年佐賀県生まれ。料理人である父の背中を見て育ち、自身も料理の道へ。
東京で日本料理の修業を重ね、2016年3月、「銀座 下鴨茶寮 東のはなれ」料理長、2017年6月「下鴨茶寮」総料理長に就任。
