お盆に、京都の風情を添えて──送り火、帰省、そして料亭の贈りもの

そろそろお盆です。ご実家へ帰省される方も多いのではないでしょうか。

京都のお盆といえば、五山の送り火で締めくくられます。
ご先祖を見送る灯がひとつ、またひとつと点ります。
この季節、ご自身を育んだご実家に気持ちの伝わる贈りものを選びませんか。

京都にて。五山の送り火に、夏の終わりを感じて

Photo/shutterstock

京都では、お盆に至るまでの準備や祈りがしめやかに行われていきます。
六道珍皇寺では「六道まいり」、壬生寺では「万灯供養会」など、静かにご先祖を迎え、見送るための行事が続きます。
この土地に息づく生活文化として大切にされている時間でもあります。

お盆の終わりを告げる夜、京都の空に浮かび上がる五つの炎。
ご先祖への「また来年」の送り火です。
「五山の送り火」は、 先祖を供養し、現世に戻ってきた霊を送り返す“祈りの風習”ですが、これを目当てに観光客の方が訪れ、町は賑わいます。

なかでも最も有名なのが、東山如意ヶ嶽の「大文字」。
午後八時、その一画に灯されるひと筆目の灯です。
続いて「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」へと、 町を囲むように、次々と火がともされてゆきます。

下鴨茶寮本店すぐそばに架かる御蔭橋からも、遠く東山に浮かぶ「大」の字を望むことができます。
送り火を見上げると、まだまだ暑い日が続きますが、夏の終わりを感じます。


▽ 2025年 五山の送り火 スケジュール

(2025年8月16日〈土〉予定)

20:00 大文字(東山如意ヶ嶽)
20:05 妙・法(松ヶ崎)
20:10 船形(西賀茂)
20:15 左大文字(大北山)
20:20 鳥居形(嵯峨)
詳細は【京都市公式】京都観光NAVI▶︎ 


ご先祖をお祀りするお盆、ふさわしい贈りもの

お盆とは、古代から日本に根づく祖霊信仰に、仏教の盂蘭盆会が融合したもの。
一年に一度、ご先祖さまをお迎えし、静かに過ごす時期です。
お盆の時期は、7月15日(新盆)に行われる地域もありますが、8月15日前後が一般的。
亡くなった方の四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆を「初盆」と呼んで、訪問する風習もあります。
お盆に終戦記念日の8月15日が重なり、鎮魂の気配に満ちているようにも感じられる時期です。

門口に灯す迎え火と送り火、きゅうりの馬や茄子の牛、精霊棚の供物。

地域によって形はさまざまですが、「目には見えないものと共にある」という古来から通じる感性を感じ取ることができます。

■お盆のお供えやご挨拶に最適の贈りもの

この時期、夏のご挨拶やお盆のお供えとしても重宝されるのが、常温で扱いやすく、見た目も端正な装いの贈りものです。
たとえば、下鴨茶寮の「糺 礼(ただすれい)」「料亭の口福缶(ギフト)」「料亭のご馳走 ちりめん二撰」などが最適です。お相手に、そっと寄り添う穏やかさをお届けします。

■ 糺 礼(ただす れい)

鮑や牛しぐれなど六種を化粧箱に。静かに心を伝える、品のある夏の贈りもの。
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■ 料亭の口福缶(ギフト)

ちりめん山椒など三種を詰めた缶ギフト。常温保存可、「おいしいギフト大賞」受賞の人気詰合せ。
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■〈夏季限定〉料亭のご馳走 ちりめん二撰「万願寺とうがらしちりめん・ちりめん山椒」

京の夏野菜・万願寺とうがらしと定番のちりめん山椒。風味異なる二種の詰合せ。
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帰省のお手土産、団らんを彩る料亭の味

久しぶりに実家の戸をくぐるとき、「ただいま」とともに手渡す贈りものは、言葉にしづらい感謝や想いを代弁してくれるものです。

ご実家まで長旅の方にも、常温で軽く持ち運びしやすい「料亭の味」をご用意いたしました。

■お手土産にふさわしい贈りもの

たとえば「料亭のご馳走 楓」「至高の昆布」「料亭のちりめんナッツ12個入(個包装)」といった手土産は、軽く持ち運びしやすく、端正なお包みで、どの年代の方にも喜ばれる品としておすすめです。

■ 料亭のご馳走「楓-kaede-」

料亭の味わい、ちりめん山椒・きんぴらまぐろ・松茸昆布を詰め合わせ。化粧箱入りで、贈りものにもふさわしい逸品です。
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■ 至高の昆布

当茶寮の看板商品。北海道産真昆布の下鴨昆布と、粘り豊かながごめ昆布ふりかけを詰め合わせた、料亭仕立ての二種の昆布ふりかけ。
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■ 料亭のちりめんナッツ(8個入り)

ちりめん山椒とナッツ・ドライフルーツが調和する和洋折衷スイーツ。「接待の手土産セレクション2024」入選、常温で軽量なので手土産に最適です。
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■お盆の団らんに料亭の贅沢を

お盆の家族の団らんには下鴨茶寮の贅沢鍋はいかがでしょうか。「鱧と旬菜の出汁しゃぶ」「金目鯛の出汁しゃぶ」は、鍋にかけるだけで本格的な出汁の香りが立ちのぼり、 食卓をぐっと特別なものにしてくれます。出汁しゃぶは、夏でもさっぱりいただける逸品です。

「あんかけ丼ギフト」なども 手間をかけずに温めるだけで、 料亭の味が食卓にひろがります。お迎えいただくご実家やご家族に家事の負担をかけず、団らんを愉しめる逸品です。 冷凍なので、前もってお送りでき、お好きな時にすぐ調理できます。

■ 鱧と旬菜の出汁しゃぶ(冷蔵)

京都の夏の風物詩、鱧を出汁しゃぶで味わう大人気商品です。旬菜や生湯葉などとともに料亭の贅沢な味わい。
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■ 金目鯛の出汁しゃぶ(冷凍)

脂ののった金目鯛を、料亭仕立ての出汁で味わう贅沢鍋。夏の団らんを華やかに彩ります。冷凍なのでお日保ちも安心。
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■ 料亭のあんかけ丼ギフト(冷凍)

湯葉・茸・海鮮、三種の餡が愉しめる丼セット。レンジで温めるだけで、料亭の味が気軽に愉しめる人気の贈りもの。
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静かなご供養も、にぎやかな食卓も、どちらもお盆の大切な風景です。帰省がかなわない方も、料亭の贈りものを届けて、気持ちを添えてみてはいかがでしょうか。
今年は、京都料亭の味わいとともに、ご家族を思うかけがえのないひとときをお過ごしください。

 

参考文献

〖京都市公式〗京都観光Navi https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/




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